<大光寺 得度式・晋山式>



平成26年11月25日


<得度式>


(和尚の位を取得する儀式)














平成26年11月26日


<晋山式>


(琢宗和尚大光寺57世として法灯を継ぐ儀式)




<晋山法語>


普照十方禅風伝


凛凛振錫転機輪


直入古月古道場


仏日山頭祖道新


琢宗 九拝












佐土原大光寺


厳かに住職交代


五十七代目就任へ晋山式



 宮崎県佐土原町上田島の大光寺で26日、32年間にわたり住職を務めた正岡文郁さん(78)が引退し、副住職の生玉琢宗さん(36)に交代するのに伴う晋山式があった。生玉さんは57代目の住職となる。

 大光寺は臨済宗妙心寺派の古寺で、1335年に開山。第42世として入寺した古月禅師は、『東の白隠、西の古月』と称されるほど高名な禅僧といわれる。

 晋山式は住職が寺に入る際に行なう儀式で、住職が存命中に代替わりするのは珍しく、「晋」は進む、「山」は寺の意味を持つという。

 式に先立ち、檀家代表の家から同寺までの約300メートルを、親族や佐土原幼稚園の園児らが行列をつくって行進。集まった住民らは写真やビデオに収めていた。

 式では、太鼓がな鳴り響く中、全国から集まった住職約60人が次々と本堂に入り整列。住職や檀家が見守る中、生玉住職が合掌低頭する問訊や焼香を行なった後に職状を受け取り、厳かに約1時間の儀式を終えた。

 式後、生玉住職は、『少しでも寺の敷居を低くし、誰もが訪れやすい寺づくりに努めたい』と意気込みを語った。(宮崎日日新聞より)





大光寺資料館